今日は、家族で温泉に行きました。
最近、足湯が流行のようです。
足湯は、足を温め血行がよくなり、とても気持ちがよいですね。
ところで、日本には「足を洗う」という言葉があります。
「足を洗う」とは、悪いことをやめて、善い人となり堅気となること。
これは元々、仏教語です。
裸足や草鞋で托鉢などの修行からお寺に帰った僧侶は、泥足を洗い清め、俗世の煩悩を断ち切り、再びお寺に入り修行に励んでいました。
一般世間は、煩悩のある迷いの世界
お寺は、安心のある救いの世界
足を洗うことで、身心を洗い清め、新たな心で安心を求める。
これが転用されて、悪業を反省し、善業に勤める決心を「足を洗う」というようになったのでしょう。
いつも自らの足元を綺麗にしていたいものです。
少林寺20世 清涼 晃輝(せいりょう こうき)
1979(昭和54)年生まれ
豊川稲荷(妙厳寺)
愛知学院大学卒業
㈱坪井屋佛檀店
大本山永平寺
動物供養総本山 長楽寺動物霊園などで修行
平成21年 少林寺、蓮光寺(奈義町)住職就任
曹洞宗 圓通閣 澤龍山 少林寺
(美作西國三十三観音十一番札所)
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