少林寺護持会（ごじかい）とは、少林寺をまもる会（檀家を中心とした組織）です。

 

【澤龍山少林寺護持会定款】　　＊一部のみ掲載

(名　称)

第　１　条　　　この護持会は「澤龍山少林寺護持会」(以下本会という)と称する

(事務所)

第　２　条　　　本会の事務所は、岡山県津山市中北上１１５０番地　少林寺に置く。

(組　織)

第　３　条　　　本会は少林寺住職、檀徒及び信徒をもって会員とし組織する。

(目　的)

第　4　条　　　本会の宗門の護持興隆と宗教法人曹洞宗少林寺の土地建物のほか財産墓地、並びに霊苑等不動産を管理し護寺を図ることを目的とする

(事　業)

第　５　条　　　本会は前条の目的を達成するため、少林寺の維持運営を図るものとする。

（以下続きますが、省略します。）

 

 

 

少林寺の仲間たち

１，「檀家（だんか）」または「檀徒（だんと）」

「檀家（だんか）」または「檀徒（だんと）」は、檀家は家単位。檀徒は個人です。

檀家は、家単位で少林寺の正会員です。一人でも檀家＝檀徒です。

檀家（檀徒）も住職も含めて少林寺の一員です。

私は○○家の家族という単位と同じで、一人一人の寺で、みんなの少林寺です。

少林寺の一員である檀家（檀徒）は、原則として護持会へ入会して頂き、一緒に少林寺を護り、運営に携わって頂きます。

 

入檀（入会）するには、少林寺護持会定款に同意し、「入檀届」を住職（または護持会長）へ提出し、入檀金（入会金）と護持会費を納めて頂くと檀家になれます。

 

○年会費５，０００円

○入檀金（入会金）５，０００円（初年度のみ）

 

離檀（退会）は、住職（または護持会長）へ「離檀届」を提出頂ければ、離檀（退会）はいつでも出来ます。

 

 

２，「信者（しんじゃ）」または「信徒（しんと）」

信者（しんじゃ）は、準会員です。少林寺を信仰する人、関わりのある人です。または、すでに菩提寺がある方、これから少林寺へ檀家に入るか検討中の方などです。

葬儀のみ依頼したい。一度だけ読経してほしいなど。自分の都合のみのお付き合いです。護持会費はありません。

 

 

 

お寺の財布（会計）は２つある

１，少林寺護持会会計…建物・財産・墓地の運営

護持会会計は、檀家（檀徒）さんから選出し、会計を公開いたします。

①   主な収入…護持会費（年会費）、墓地使用料、墓地年間管理料、寄付金など

②   主な支出…曹洞宗義財金（曹洞宗への年会費）、境内美観保持（草刈り・庭木剪定等）、備品・仏具費、火災保険、会議費、固定資産税、建物修理、墓地整備費、墓地管理費、光熱費（一部）など

 

２，宗教法人少林寺会計…宗教活動の運営

宗教法人少林寺会計は、住職が責任を持って会計します。会計の公開はしません。

理由は、各家の布施額が他者にわかり、それにより平均額などもわかるためです。「それぞれのお気持ち」を尊重いたします。

以前に、公開することも護持会で議題にあげましたが、非公開多数で一致しました。

勿論、税務署から提示の要求がある場合は提出させて頂きます。会計帳簿はあり詳細に記載してあります（義務です）。その場合も一般に公開されることはありません。

①   主な収入…お布施、卒塔婆代、車代、膳料、御供、寄付金など宗教行為による謝礼

②   主な支出…住職（寺に勤務する人）給料、社会保険料、法要行事運営費、交通費、車両維持費、法衣（袈裟・足袋等）、ホームページ、少林寺たより、研修費、光熱費（一部）、通信費、事務費など

 

 

少林寺（お寺）は非営利法人です。しかし、少林寺の護持、宗教活動にはお金がかかっているのも現実です。皆様の御寄進（会費・お布施・寄付金等）を頂き、お力添えにより運営されておりますこと、厚く御礼申し上げます。